TOPページコラム:股関節の痛みと腰痛 > コラム:本当はズレない骨盤?

昔、日曜日の早朝のテレビ番組で特集があったのでそれをご紹介します。

番組名は覚えていませんが、美容や体型などを骨盤のズレを気にする女性が多く、その疑問に某有名大学の整形外科の博士がX線撮影画像をもとに回答している番組です。

結論から言うと、ズレを感じるのはあくまで姿勢や筋緊張の影響で本来動かない骨盤に歪みやズレは起きないと言うものだったと記憶しています。

恐らく、TV番組を観られた数多くの方は、有名大学の権威ある先生が骨盤の捻れやズレは本当はないんだ!言はれれば、ほぼ間違いなくこの言動を信じてしまうでしょう。
また、これまで半信半疑だった人や歪むと信じていた人も、やっぱり違いはないのか、、、、動かないからズレようがないのだと思われているはずです。

番組では、立位の触診で上前腸骨棘と呼ばれる骨の左右差があることを確認し この状態でレントゲン撮影してみると、確かに差異が一見あるように見える。

しかし、仰向けに寝た状態でレントゲン撮影すると、対象となった女性三人とも上前腸骨棘の差は見られない。

つまり、姿勢や筋緊張の状態から上前腸骨棘の差があるように見えただけで、実際には歪みなんとなってます。

アメリカなどカイロプラクティックが認められている国では骨盤帯(仙腸関節)が歪むことを 前提として施術が行われています。

国内では諸事情により認められていません。

仙腸関節に関する研究はおこなわれているものの動く動かないなど意見はわかれています。

人体はコンピューターや車のように人間が設計したものでないので、解明できない点が多いのです。

国内でも整体・カイロ・整骨など手技療法の施術者は動くことを前提として施術にあたっていますが 仙腸関節(骨盤帯)が動く、動かないの結論がでるの、遠い未来のように思います。

結局のところ、患者さんもしくはお客様が治療や施術を受けて納得されればされでいいのです。