質問【Q7】:腰痛だけでなく骨盤を調節することで何か効果はありますか?

【A7】:腰痛だけでなく背中の歪みも矯正され、仙腸関節が正常な運動と取り戻すことで 脳脊髄液の揚水としての機能が改善され、肩こりや頭痛、慢性疾患、不定愁訴なども治る事があります。

脳脊髄液は硬膜と呼ばれる神経を保護しする組織の内側を潤し、水圧を保ちながら絶えず循環していますが、 この頭から仙骨までのどこかで、髄液の還流障害が生じたり髄液圧が正常に機能しなくなることで、身体機能が変化して症状を引き起こすことになります。

頭蓋・頚椎上部・骨盤帯(仙骨・腰仙部)が機能低下を引き起こしやすい部位と言えます。

質問【Q8】:足が開いていたら骨盤が開いていて、閉じてたらその逆なのは本当ですか?

骨盤開き

【A8】:骨盤が閉じているから足が開き、その逆で骨盤が開いていると足が開くと説いている書籍を目にされたり耳にされた経験からではないでしょうか?
筆者もその類の書籍を目にした経験がありますが、元々、その人本来の足の開閉状態がわからないだけでなく、どちらが側が開いていて、どちら側がとじているのかを判断する指標がありません。
また、足の開閉は骨盤の変位が股関節に影響を与える事で、股関節の位置的変化の長期化から内旋(内側)や外旋(外側)応力が生じ足の開閉位置の違いが出ます。

骨盤は呼吸により運動し脳脊髄液の循環にも寄与しているために、骨盤が開いている閉じていると言うのは、 そのことを現しているのか、もしくは、外見上からだけで判断されているのかも知れませんね。

質問【Q9】:腰の椎間板ヘルニアと診断されたのですが、骨盤と関係ありますか?

【A9】:腰の疾患全般に言えることですが、その固有の病名と骨盤には直接因果関係がありません

問題となるのは、腰痛が椎間板ヘルニアの脱出が原因で神経を圧迫しているのか、それとも骨盤のひずみからきているのかの違いになります。

腰椎椎間板ヘルニアの治療法に対する見解で記載している通り椎間板ヘルニアによる脱出だけでは腰痛はおきないと考えられますので、腰痛やシビレの原因は骨盤に由来するパターンが非常に多いのが事実です。

ヘルニアで犯されている感覚領域以外に痛みやシビレ感があるようなら、一度、近隣の施術所や治療院で診てもらいましょう。

真にヘルニアが起因している場合は、専門医の適切な治療が必要です。

質問【Q10】:腰部の手術後も腰痛が解消しないのですが施術は有効なのでしょうか?

【A10】:手術にもよりますので一概には語ることは出来ませんが、脊柱をボルトで固定しているような例では、 基本的に脊柱・骨盤の施術は避けてください。

手術だけで、固定具が埋め込まれていなければ施術自体は問題はありません。

手術痕が大きい場合は、その付近を走行する筋の異常緊張から腰痛を感じていることがよくあります。

たとえ骨盤を触っても、異常緊張からゴムタイヤ程に硬くなった筋肉を弛緩させることは非常に困難であると言えます。

これは、鍼灸などアプローチの仕方が違う場合においても同様で、根本的に改善することは出来ないと言えます。

質問【Q11】:腰痛だけでなく股関節がパコパコとなったり曲げると違和感がするのですが?

【A11】:典型的な骨盤の歪みからきている症状であると考えられます。

股関節の静止時の位置的変化と動作時の位置的変化により、関節面の癒合不全が生じます。

まずは、整形外科で他に原因がないか診てもらいましょう。

特に異常がない、股関節が少し変形している程度ならば、適切な骨盤の矯正で腰痛も改善されるハズですので、お近くの施術所に問い合わせてみましょう。

質問【Q12】:リハビリで牽引や自宅で腰痛体操もやっていますが、よくなりません。

【Q12】:腰部の牽引については、腰に効果的であるとされる科学的な根拠はありません。

牽引されている間は気持ちがいいため続けていらっしゃる患者さんは沢山いらっしゃいます。

医師の間でも牽引については懐疑的な意見もありますので、継続されて効果がない場合は速やかに医師またはリハビリ担当者にご相談しましょう。

体操についても、腰痛を我慢してまでする必要はありません。

基本的に腰痛体操は予防目的に日常で行うもので、腰痛が起きてしまってからでは痛みを抑えるよりも再発予防に近いと考えられます。