TOPページぎっくり腰の対処と治療法 > 急性腰痛・ぎっくり腰の解消法

突然、ギクッと言う感覚とともに生じた急性の痛みをぎっくり腰ともいいますね。

その他、ニックネーム的な意味合いで、その他魔女の一撃などとも呼ばれまが実際は急性腰痛症と呼びます。

急性に起こる痛みは発症から三ヶ月以内の腰痛と腰椎に由来する下肢痛と定義されています。

人口の80パーセント近い人が人生のどこかで経験すると言うはれ、その殆んどが 数週間~12週以内で改善し、残りの1割弱の方が慢性化すると考えられています。

普段の生活の中で昨日腰がギクッとなったよ、、、、、知人などから聞かれたことはあるかと思います。

では、いったいスピーディーでラジカルに起こる腰痛の正体とは何でしょうか?

最も有力な発症パターンは強い衝撃による関節捻挫であると考えられます

現在の医学では筋・靱帯や関節の炎症や捻挫により急性痛が発症すと考えられていますが、真因は腰と骨盤にあるの何れかの関節の捻挫に起因していると推測できます。

ぎっくり腰の発症

それぞれの機序について解説します。

椎間関節捻挫による発症機序について解説

椎間関節の過伸展や回旋により、関節包の炎症や内出血・部分的な筋・靱帯の断裂が生じることが誘因で腰痛が生じるのが椎間関節捻挫とされます。

椎間関節捻挫を生じるパターンは二つ考えられます。

一つ目の機序は椎間関節への機械的ストレスです。

重量物の持ち運びや急激な腰臀部の回旋による過度の負担です。

椎間関節の外部は関節包で覆われ、関節の内側は滑膜を有しています。

この関節に過度の機械的なストレスが生じると、関節包が過伸展され関節捻挫や滑膜が関節に挟まれロックや炎症で起こるのではないかと考えられています。

二つ目の機序は加齢による椎間関節の変性や習慣的姿勢による機械的ストレスの増加です。

加齢や習慣的な姿勢によるストレスの増加により関節軟骨の表面が磨耗・消失 したり、または辺縁部における骨棘の増殖など変化により、関節面の適合性に欠陥が起ります。

このように変性がすすむと、やがて関節包は肥厚し弾力性が著しく低下してきます。
これが主因で、特にハッキリと した誘因もないの腰痛が発症するのではないかと考えられています。

特に誘因もないのに発症するのは、それ以前から椎間関節の変性が進行していたからでないかと予測されています。

※当サイトでは筋性でこる症状は、筋筋膜性腰痛として扱います。

仙腸関節捻挫による発症機序について解説

一般的に起こりえる仙腸関節捻挫による機序は下記の通りです。

  1. 体を全屈すると骨盤帯の後方移動が起こります。これは重心が足部より後に移動する事を意味します。
  2. 寛骨は股関節を通る横軸で大腿骨上で前方に回旋していきます。
  3. 腰椎は上方から下方へ順次、屈曲し最後に腰痛5番が屈曲し仙骨上を前方に移動します。
  4. 体の前屈と同時に仙骨もうなずき動作(前屈)していきます。
  5. 筋肉や靱帯が伸展しきると、寛骨に対して仙骨はうなずき動作(前屈)が出来なくなります。
  6. その後も寛骨は大腿骨上を前方に回旋していきますが、この時、仙骨はうなずきから起き上がり動作に動きの逆転が起こります。
  7. 通常、この逆転現象が起こるのは体の前屈50度から70度前後です。
    この現象が生じるタイミングは仙腸関節がとても不安定な時期であり、この時に靱帯や筋に強い障害を受ける事で骨盤が歪み、所謂ぎっくり腰になる場合が大半であると考えられます。

仙腸関節可動性検査により動きが左右非対称であることから、急性的な痛みが仙腸関節捻挫に起因しているのが明らかであります。

上記は代表的なパターンになりますが、患者さんが初めて発症したパターンは自転車から降りる時など 何気ない動作でも生じる事も臨床経験上わかっています。

但し、完治させないでいると、朝起きたときや、落ちたものを拾うなどの軽い動作で再発しやすいため注意が必要です。

筆者の見解:筋膜の炎症のものを省いて、骨盤が関与しています

多くは仙腸関節の不適合が原因で起こります。
この関節は骨盤帯にある仙骨と寛骨より構成されている滑膜関節です。

そして大変強靭な複数の靱帯と筋で補強され、その可動性は数ミリと僅かであり、急激な屈曲や伸展により靱帯や筋に部分断裂や炎症・内出血などで骨盤の歪みから捻れが起こり、それが種種の痛みを引き起こしていると考えられています。

筆者の臨床経験からしても、急性的なぎっくり腰の殆んどが片側仙腸関節の捻れであると考えています。

つまり、骨盤を補強している多数の靱帯の一部断裂もしくは部分的な損傷によるものであると予測できます。

これまで、初めて腰痛を経験した患者さんや再発をした患者さんの仙腸関節可動性や位置関係を調べてみても、 最も有力な原因と言えます。

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